ガウディ作の泉 (4)
さて、ペドラルベス王宮の庭園にあるヘラクレスの噴水・・・
ガウディの作品というだけあって、訪れる人はしばしばいるのですが、
なにぶん人気の少ない公園なんです。

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これ、分かりますか? 鳥のフン。
いえいえ、こんなに量が多いわけないんですよ。
鳥のフンに見せたサギなんですよ。

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鳥のフンが付いてるよって親切に教えてくれるのですが、
どうやら後で考えると、この液体をかけた張本人なんです。
用意周到にウェットティッシュを持っていて、体を拭こうとする。
まあ、ソフトクリームやケチャップなんかよくありますから、
とにかく体を触らせないのが基本。
財布とかポケットに入れておかなければ問題ないですけどね。

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ここにベンチがありますね。
このベンチに荷物を下ろして汚れを拭き取ろうとしました。
普通、そうしますよね。
でも、これって、自分から身包み剥いでいるのと同じことなんです。
着ていたものと荷物をベンチに置きました。
ここせ、せっせと汚れを拭き取ります。
誰もいなかったベンチ付近ですが、
いきなり左手から男が大きな声で「大変だ、すぐ来てくれ!」ってやるんですよ。
カミサンふらふらついていっちゃうし(^_^;)アセアセ...
わたしはその男を見ている時、一瞬だけ荷物が視界から外れたのに気付きました。
右へ振り向くと、晴天なのに傘をさした男が、
荷物を置いてあったベンチから早足で遠ざかっていきます。
コイツ、誰もいなかったはずなのに、どこから湧いてきたのか。
ここで荷物が全て揃っているか考えるより、
とりあえず傘の男をとっ捕まえるべきだと・・・
脚力には自身があったので、その男を容易に捕獲。
わたしのバックを持っていました。
だって、ディスタゴン15mmとVS70-200が入っているんだもん、
持って逃げるにはめっちゃ重いよねー。
傘をさしているのは後ろから荷物を見られないようにする手口なんです。
わたしが自分のバックをわしづかみにすると、
男は不思議なくらい素直に返却に応じました。
わたくし、よっぽど恐い顔してたんでしょうか。特に会話もせずに、男を逃がしました。
関わると危険ですからね。

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同じ公園内で他にも液体をかけられた人が数人いて、
だれか警察を呼んだみたいで・・・警官に軽く事情聴取されました。

最近、スペインでは鳥フン詐欺が流行っています。
人気の無いところに行かないのがベストですが、
もしかけられてしまったら、一旦敷地から出て、安全な場所で拭き取りましょう。