さて、金城ふ頭のすぐ前、リニア・鉄道館です。
それでは、中をご案内します。
まずは入ってすぐのエントランス。C62、300X、超電導リニアがお出迎え。
ここはレコードホルダーの部屋といったところでしょうか。
まず一番左のC62から。
なんで300XのとなりにSLがあるんだよ？って思いましたが、意味がありました。
当時、C62は日本最大最速の蒸気機関車で、特急「つばめ」「はと」の牽引などで活躍。
さらにここで展示している17号機には特別な記録があり、
1954年12月に東海道本線木曽川橋梁において狭軌の蒸気機関車としては
世界最高速度の時速129km記録したレコードホルダーなのであった。
お次は300Xこと955形式新幹線の高速システムを追求するためにＪＲ東海が開発した試験車両。
リニア・鉄道館を管理するJR東海としては自慢しておきたい車両なのです。
JR東海浜松工場で長らく保管していましたが、当館完成後にお輿入れ。
1996年6月26日、電車方式による当時の世界最高速度（443km/h）を記録しました。
最後に超電導リニアのMLX01-1です。車体に搭載した超電導磁石と
地上に設置したコイルとの間に生じる磁力で車体を浮上させて走る超電導リニアです。
2003年、山梨リニア実験線で、鉄道の世界最高速度（581km/h）を記録。
リニアの中に入れます。
列車というよりは、航空機に近い車内です。
屋外展示です。大正時代に東濃鉄道（現在のＪＲ太多線）で活躍した蒸気機関車。
屋外に展示されている117系の中は休憩室になっています。
