最後に、医院長先生にお願いして、ちーちゃんのカルテを見せてもらいました。
2002年5月23日の初めて新宿動物病院に来ましたね。
ちーちゃん、背中にイボがあったんだよね。巨大化しなければ放置。
これは健康診断したんだっけ。
これ、なんだっけなぁ？
あ、歯の治療かな。
何本か抜歯したんだよね。
右足（こっちから見て左）だけ膨れてるの分かりますか？
原因不明で足が巨大化したことありました。
2012年のバレンタインデーのことです。
これは背中というか、耳の付け根にいや〜なできもの。
さらに・・・
この黒いヤツ。
歯茎のところにある黒豆みたいなのが気になり、
細胞診しましたが・・・
翌週、結果が出ました。
口唇部は悪性黒色腫という悪性のがんです。
耳の付け根にも毛芽腫というやっかいなできもの。
正直、厳しいかもというのが頭を過ぎったんですが、
手術で腫瘍を取り除いて、そのあと運よく再発しませんでした(^O^)v
手術前の記事と、手術後の記事、そして復活。
このとき、手術の失敗や再発なども考え、ある程度の覚悟もしました。
2012年のこの出来事はとても印象に残っています。
カルテの最後のページ。最後の行を拡大すると・・・
土曜日当日の電話のやりとりが克明に記されています。
12時ちょっと過ぎに電話しました。
自分「午前は診察終わりましたよね？」
受付「はい」
自分「14時か14時30分に点滴だけしてもらえませんか？」
受付「早くとも15時の予約の患者さんが終わってからに」
自分「急いでいます（具合が悪いので）
点滴は自分（自宅）でできるので、
点滴は自分（自宅）でできるので、
ソルラクトにビタミン剤を入れたものを
用意してもらえませんか？」
受付「先生に聞いてみます・・・可能です」
自分「いまからすぐ取りに行きます」
自分「いまからすぐ取りに行きます」
受付「カギを閉めないでお待ちしております」
これがその時の領収書。
輸液とアリナミンだけの料金になっています。
これがその時の領収書。
輸液とアリナミンだけの料金になっています。
月曜日の18:30、医院長の予約を入れて下さい。
状態は食べずに横になったまま。
かなりつらそうにしています。
で、月曜日に予約したんですが、ちーちゃんなしで訪れました。
まあ、面白くないかもしれないけど備忘録です。
最後、ちーちゃんが逝く前に、間欠呼吸（チェーンストーク）をしたんです。
鯉が水面で口を開けるようにパクパク苦しそうに見えます。
しかし先生が言うには、ほぼ意識は無く、心臓が動いているので
反射的に行われただけで苦痛はほぼ全くないと聞きました。
あぁ、ちーちゃん苦しまずに逝けたのかなって。
先生とお話しできてよかったです。
命取りとなったのはやはり腎臓病。
尿毒症で、全身に毒素が回ったのかなっていう見解は先生と一緒でした。
まあ、腎臓病は猫の宿命ですね。
新宿動物病院、もう来ることないのかなぁ。寂しいなぁ。
2002年から16年も通ったからねぇ。
しかし、元気な頃はかなり数量をセーブしていたものの、
晩年は大好きな甘海老を好きなだけ食べれたんだから、
まあ、ちーちゃんも納得してくれるかな。
長い記事、ご覧下さいましてありがとうございました。
