まもなく東京駅１０番ホームに、最終の「寝台特急★富士・はやぶさ」号、
当駅止まりの電車がまいります。
ご乗車にはなれませんのでご注意下さい。
(Ｔ_Ｔ）
予定より約９０分遅れで東京駅に到着。
これで東京駅のブルートレインの長い歴史が幕を閉じました。
昔は山陰・山陽および四国・九州への移動は、
寝台で長い時間をかけるのが定番でした。
飛行機は一部の富裕層しか利用できなかったからです。
しかし、飛行機が利用しやすくなるに連れ、徐々に衰退してゆき、
本日をもってその役目を終えました。
以前はかなり本数がありました。
「さくら」「はやぶさ」「みずほ」「富士」「あさかぜ１号」「あさかぜ２号」「瀬戸」
なぜか下り電車なのに、偶数である２号がある「あさかぜ」って不思議ですよね。
当時は「瀬戸」以外、食堂車を連結していたのが分かります。
ちなみに、「はやぶさ」と「富士」だけ★★★になっていて、
残りは★になっていますね。
★★★は当時では画期的な２段式寝台で、
「はやぶさ」「富士」はいち早く採用しました。
しかし、いまでも★★★ですから・・・
「さくら」をはじめとする★は２０系寝台車で、３段式の寝台です。
一番上段はファンの回転音がうるさくてなかなか寝られないらしい？です。
当時は「さくら」が列車番号１番になっていましたが、
本日までは「富士★はやぶさ」が１番になっていました。
おそらく、ひと桁台の列車番号はもう無くなるでしょう。
そうそう、急行★銀河もありましたね。
昔の時刻表は急行貨物の時刻まで掲載されていたんですね。
「いなば」「紀伊」なんてーのもありました。
米子ゆきと紀伊勝浦ゆきが併結された寝台特急でした。
これは早い時期に廃止になりました。
往時、富士は１８時発だったんですね。
いまの１８時３分というのは、この時刻に準じているんでしょう。
寝台がこれだけバンバン出ていたなんて、いまでは信じられないですね。
でも、リアルにこの目で見てましたからねー。
上野発の北斗星や北陸にも注目が集まっていますが、
わたしはやっぱり、物心ついた時からずーーっと見ていた富士への憧れが強いです。
でも、実際に乗った寝台特急は『北陸』１回だけなんですけどね(6￣ ￣)ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
