さて、かぼちゃ電車を一眼レフで撮影。
行先は白山前を表示。現役さながらですね。
ここでの主役はモハ10形11号。
モハ11号の僚車は計8両（11, 12, 14, 18, 19, 21, 24, 25）あったが、
このトップナンバーのみ現存している。
樹木などがあるので、なかなか撮影アングルが制限されます。
運転席。丸イスまで復元されています。
ブレーキハンドルは有りません。
車内の様子。
こっち側は月潟行き表示。
かぼちゃ電車の台車です。
東京の日本車輛で昭和41年に製造。
かつて埼玉県川口市に日本車輛の東京支店蕨工場があった。
縦アンで。
月潟のサボ。
新潟交通の社章と11号。
荷電と向かい合わせに置かれています。
この荷電はモワ51。
電動貨車です。
1933年に日本車輌東京支店（蕨工場）で製造された電動貨車。
晩年はラッセル車の牽引機として1999年まで活躍しました。
最後にキ100形116号ラッセル車。
元は国鉄のラッセル車で大宮工場製造。
動力を持たず自走は不可能。
前述の通りモワ51が牽引・推進を担っていました。
月潟駅にはこのような配置で置かれています。
この解説文の下に路線図があります。
かつて月潟から先、燕まで鉄路がありました。
その燕方面の遺構です。
なんとなく、高架（というより高台）に線路が敷かれていた雰囲気が。
途中で線路は途絶えています。
廃線跡は中ノ口川に沿って遊歩道になっています。
遊歩道。ここを電車が走っていたんでしょうね。
さて、そろそろ月潟駅を出ないとバスの終車に間に合いません。
一部、まだ架線が残っています。
以上、月潟駅とかぼちゃ電車たちでした。
