今年の10月頃、そろそろ廃止報道かなって思ってましたが、
昨日いきなりのプレスリリース。まあ、妥当と言えば妥当なんですけどね。
今年に入ってから北海道新幹線との兼ね合いで廃止が既に検討されておりました
北斗星およびカシオペアですが、師走に入って北斗星が先に確定しました。
臨時でしばらく残るようですが、おそらくグランシャリオ（食堂車）は抜かれてしまうでしょう。
車体は全て旧国鉄時代に作られており、老朽化も際立ってきています。
はやぶさ・富士、北陸、あけぼのが既に廃止となっており、この北斗星が
定期運用されている最後のブルートレインの砦でしたが、それもいよいよ落城。
フランス国鉄が高速列車ＴＧＶ網をフランス全土に広めた代償として、
フランス国内間を走る寝台列車（簡易を除く）が全て無くなってしまいました。
速さを求めると、優雅とかロマンとかが失われてしまいますね。
ななつ星の影響で新しいクルーズ列車ができるみたいですが、
富裕層以外はとても手が出ませんね。寝台特急というのはひとつの文化ですが、
高速化や採算などの都合で消えてゆく運命のようです。
